2015年 06月 02日
受信機の自作(8) |
ほんと蝸牛の歩みみたいにのんびりと進めている受信機の自作ですが、なんとかSSBの復調とクリスタルフィルターの動作確認を終えました。フィルターの実験は453.5KHzの水晶を使って行ったのですが、R-390AのIFユニットに使われているものを流用し455.0KHzの水晶となっています。これで面倒なRF系と検波部は終わったので後は筐体の加工かな。
ミキサー出力からバランスでクリスタルフィルター部へ送るケーブル・・・RCAピンジャックを使って接続
フィルターをスルーにした時の特性(BW:公称2kHz・・・もう少し広いですが)
ノッチを低い周波数側にセットすると
反対側へ移動
仮シャーシに組んだBFO・・・泣く子も黙る(?)CollinsのPTOです
ミキサー出力からバランスでクリスタルフィルター部へ送るケーブル・・・RCAピンジャックを使って接続
フィルターをスルーにした時の特性(BW:公称2kHz・・・もう少し広いですが)
ノッチを低い周波数側にセットすると
反対側へ移動
仮シャーシに組んだBFO・・・泣く子も黙る(?)CollinsのPTOです
by enigma6146
| 2015-06-02 22:24
| ラジオ・無線
|
Comments(4)
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pocky/JK1LSE
at 2015-06-03 12:04
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こんにちは。
こちらの書き込みは初めてになります。ハニカム巻コイルやバリコンの自作、また木工工作など、私の関心と同じ所があって、いつも拝見しておりました。よろしくお願いします。
この受信機は、中々の大作ですね。PWのメカの実物は見たことがないので、私にとっては、まるで大英博物館かスミソニアン博物館のようです。
ナショナルHROの様な雰囲気で素敵ですね。どんな外観に仕上げられるのでしょうか楽しみです。私は一度だけハリクラのSX115かSX117のダイヤルを触ったことがあります。
とても重厚というか、スムースだった印象がありました。日本製の9R59Dと比べると雲泥の差でした。比べること自体が間違いですが。
PWのダイヤルはどのような感じでしょうか。JA1AEA鈴木さんの送信機もこれでしたよね。すごく惹かれるものがあります。
あと、HB69の受信機もつくられていましたよね。数十年前にローカルからアマハンの69年版を貰って、これも憧れでいつも眺めていました。
日本のSSBハンドブックにもJA6HW角居さんの記事がありました。これらもあって、私も7360の信者です。使ったことはないのですが、大事にしまってあります。使わないとジャンク箱の肥やしになってしまいそうです。
受信機の仕上がりを楽しみにしています。
こちらの書き込みは初めてになります。ハニカム巻コイルやバリコンの自作、また木工工作など、私の関心と同じ所があって、いつも拝見しておりました。よろしくお願いします。
この受信機は、中々の大作ですね。PWのメカの実物は見たことがないので、私にとっては、まるで大英博物館かスミソニアン博物館のようです。
ナショナルHROの様な雰囲気で素敵ですね。どんな外観に仕上げられるのでしょうか楽しみです。私は一度だけハリクラのSX115かSX117のダイヤルを触ったことがあります。
とても重厚というか、スムースだった印象がありました。日本製の9R59Dと比べると雲泥の差でした。比べること自体が間違いですが。
PWのダイヤルはどのような感じでしょうか。JA1AEA鈴木さんの送信機もこれでしたよね。すごく惹かれるものがあります。
あと、HB69の受信機もつくられていましたよね。数十年前にローカルからアマハンの69年版を貰って、これも憧れでいつも眺めていました。
日本のSSBハンドブックにもJA6HW角居さんの記事がありました。これらもあって、私も7360の信者です。使ったことはないのですが、大事にしまってあります。使わないとジャンク箱の肥やしになってしまいそうです。
受信機の仕上がりを楽しみにしています。
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enigma6146 at 2015-06-03 19:00
pockyさんコメントありがとうございます。
PWダイアルはタッチがいいですよ。またダイアル自身にフライホイール効果があるので早回しができます。ほんと骨董品ですね。JA1AEA鈴木さんのTXにも使われていましたね。HROもレストア途中で面倒になり好きな方に進呈しましたが、まだPWダイアルは二組持っています。入手できるうちに買っておかねばと昔、結構なお値段でしたが手に入れました。難点は裏側から照明できないので、暗くすると読み取りが難しくなることですね。
HB-69受信機はJA6HW角居さんの記事をもとに作りました。最初3.5MHzの親受信機にクリコンといった記事通りの構成でしたが、3.5MHzと他バンドの感度差が大きかったので現在は1stIF 5MHz程度の一般的なコリンズタイプに変わっています。SSBの受信にはいいのですが、最近始めたAMモードでは使えない為、また使ってみたいパーツがあったので(こちらが本音?)新しく受信機を作り始めたといったところです。
こちらのR3361Aはトラゼネの修理後問題なく動作していますが、なにせお歳なので心配です(僕の方もですが)。トラブッた時はお知恵を拝借よろしくです。ほんとこれはディップメーター以上に重宝しますね。
今回7360Mixerは1stGに信号を入れてますが、JH2CLVさんのお話ではゲインは少し下がるが偏向電極へ信号をいれるのがいいかもとのことでした。今の使い方ではL OSCは相殺されずプレート側に強く表れています。455kHzの増幅段には実害はないのかもですが。(でも気になります)
PWダイアルはタッチがいいですよ。またダイアル自身にフライホイール効果があるので早回しができます。ほんと骨董品ですね。JA1AEA鈴木さんのTXにも使われていましたね。HROもレストア途中で面倒になり好きな方に進呈しましたが、まだPWダイアルは二組持っています。入手できるうちに買っておかねばと昔、結構なお値段でしたが手に入れました。難点は裏側から照明できないので、暗くすると読み取りが難しくなることですね。
HB-69受信機はJA6HW角居さんの記事をもとに作りました。最初3.5MHzの親受信機にクリコンといった記事通りの構成でしたが、3.5MHzと他バンドの感度差が大きかったので現在は1stIF 5MHz程度の一般的なコリンズタイプに変わっています。SSBの受信にはいいのですが、最近始めたAMモードでは使えない為、また使ってみたいパーツがあったので(こちらが本音?)新しく受信機を作り始めたといったところです。
こちらのR3361Aはトラゼネの修理後問題なく動作していますが、なにせお歳なので心配です(僕の方もですが)。トラブッた時はお知恵を拝借よろしくです。ほんとこれはディップメーター以上に重宝しますね。
今回7360Mixerは1stGに信号を入れてますが、JH2CLVさんのお話ではゲインは少し下がるが偏向電極へ信号をいれるのがいいかもとのことでした。今の使い方ではL OSCは相殺されずプレート側に強く表れています。455kHzの増幅段には実害はないのかもですが。(でも気になります)
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pocky/JK1LSE
at 2015-06-03 20:29
x
こんばんは。
これも耳学?で実体験ではないのですが、LOがIFに抜けるとIF初段(例えば6BA6)の第1グリッドをLOでオフセット(振ってしまう)させて歪みっぽくなってしまう、というのを聞いたことがあります。
もっとも、フィルターが入っているのでLOの影響は無いかもしれません。7360の出力をバランスとるならば、フェライトのトロイダルコアをバイファイラーにしたものだと構造的にもバランスが取れるかもしれません。
自分ではやっていなので、耳学ですが。
真空管は板金が大変ですが、それがまたいいんですよね。木工工作につながるものを感じます。
これも耳学?で実体験ではないのですが、LOがIFに抜けるとIF初段(例えば6BA6)の第1グリッドをLOでオフセット(振ってしまう)させて歪みっぽくなってしまう、というのを聞いたことがあります。
もっとも、フィルターが入っているのでLOの影響は無いかもしれません。7360の出力をバランスとるならば、フェライトのトロイダルコアをバイファイラーにしたものだと構造的にもバランスが取れるかもしれません。
自分ではやっていなので、耳学ですが。
真空管は板金が大変ですが、それがまたいいんですよね。木工工作につながるものを感じます。
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enigma6146 at 2015-06-04 08:09
7360のプレート回路にはTORIO T21 IFトランスを使っています。センタータップがあり、うまくバランスが取れて1stGの入力信号は消えています。今風にはトロイダルコアかなです。
木工もそうですが、頭の中にある形が現実のものとして出来上がるのは楽しいですね。現在パネル面の配置を検討中です。
木工もそうですが、頭の中にある形が現実のものとして出来上がるのは楽しいですね。現在パネル面の配置を検討中です。