2011年 08月 13日
ダメなテープ |
AMPEX 407という未使用の古いテープを入手した。テープに合ったバイアスを設定するためレコーダーにセットし走らせると、10kHzの再生レベルがドンドン下がり始める。あれーと思ってヘッドを確認すると凄い汚れがついている。どうやらテープから粘着物質が出てヘッドを汚すみたい。見た目はきれいなテープだし10巻もあるんで、なんとか使えないかとアルコールでクリーニングしてみる。べたつきは取れたみたいだが使えるかどうかは不明。古いテープがべたつくことがあると聞いていたが始めての経験です。もっと古いテープでもなんともないのに。いわゆるバックコーテタイプがだめなのかもしれない。安いテープの方が長持ちするとは・・・。
by enigma6146
| 2011-08-13 22:40
| 録音・オープンリール
|
Comments(8)
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hobbyist
at 2011-08-18 10:48
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AMPEX 407は使った記憶がありませんが、バックコートしてあるとの
ことなのでスリーエムのOEMかも知れません。当方はScotch 206
か207が普通でした。確かにバックコートは汚れ(カビ)やすかった記
憶があります。
ことなのでスリーエムのOEMかも知れません。当方はScotch 206
か207が普通でした。確かにバックコートは汚れ(カビ)やすかった記
憶があります。
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enigma6146 at 2011-08-18 20:32
406の150%タイプで、使えたら貴重品なんですが。
今日とりあえず走らせてみたらヘッドへの汚れは付かなかったけど、本番で使うのためらいますね。
今日とりあえず走らせてみたらヘッドへの汚れは付かなかったけど、本番で使うのためらいますね。
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hobbyist
at 2011-08-18 22:47
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画像で見るとAMPEX407の磁性粉はは濃赤褐色と、当方の記憶にあ
るScotch 206 や 207 のそれとは違うようです。
AGFA の磁性粉が濃赤褐色系の色だったような・・・・。
テープ全長の内の一部が汚れていて、その部分で録音ヘッドが汚れ
てしまうと、それ以降に録音された音はローパス(ハイカット)フィルター
の掛かったこもった哀れな音となりますね。
るScotch 206 や 207 のそれとは違うようです。
AGFA の磁性粉が濃赤褐色系の色だったような・・・・。
テープ全長の内の一部が汚れていて、その部分で録音ヘッドが汚れ
てしまうと、それ以降に録音された音はローパス(ハイカット)フィルター
の掛かったこもった哀れな音となりますね。
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enigma6146 at 2011-08-19 21:52
そうですね、一部でも汚れていると後がだめになりますね。
今日NAGRAにのせてバイス設定値を探りました。7.5ips,15ips共に
一番低いSWポジションで最適に近い位置となりました。近々弦楽
三重奏を録るのでデジタルとパラに回してみます。
今日NAGRAにのせてバイス設定値を探りました。7.5ips,15ips共に
一番低いSWポジションで最適に近い位置となりました。近々弦楽
三重奏を録るのでデジタルとパラに回してみます。
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hobbyist
at 2011-08-27 11:38
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デジタルとパラで回したNAGRAはどうでしたか。
当方、21日に以下の演奏を24bit-96KHzで録りました。
ショパン作曲「ノクターン遺作嬰ハ短調」
「前奏曲Op28-8」
スクリャービン作曲「幻想曲Op28」
暗騒音の低いスタジオのため、ピアノの弦の消え行く減衰音の最後ま
で綺麗に入っていました。
当方、21日に以下の演奏を24bit-96KHzで録りました。
ショパン作曲「ノクターン遺作嬰ハ短調」
「前奏曲Op28-8」
スクリャービン作曲「幻想曲Op28」
暗騒音の低いスタジオのため、ピアノの弦の消え行く減衰音の最後ま
で綺麗に入っていました。
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enigma6146 at 2011-08-27 23:14
スタジオはほんとノイズレベルが低いですね。まー当たり前といえばそれまでですが。ショパンの前奏曲はポリーニでよく聴きました。三重奏の演奏会は9月に入ってからです。秋になるとシーズン到来でライブ録音が増えます。
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nodachi_momiji
at 2011-10-01 18:00
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はじめまして。とおりすがり失礼します。(^^; AMPEXのバックコートテープは、OEMでなく、自社生産だったと思います。日本のような湿度の高い気候に弱く、デシケータなどで低温/長期保存されてきた個体であればまず問題ないですが、通常気温/湿度での保管ですと10年程度でバインダがどんどんダメになっていきます。456、457、406、407、この辺は全てです。よって、AMPEX時代の頃のは使えるかどうかは保管方法次第。ほとんど賭けですね。
Quantegy時代の、2005年度前後以降からの製造のものならばまだ常温保存してたテープでも大丈夫です。めったにありませんが、もし新品で見つかったら今のうちに即購入して、すぐに防湿庫で湿度40%程度で保管しておけば問題ないですよ。ポイントは気温と湿度の管理ですね。
Quantegy時代の、2005年度前後以降からの製造のものならばまだ常温保存してたテープでも大丈夫です。めったにありませんが、もし新品で見つかったら今のうちに即購入して、すぐに防湿庫で湿度40%程度で保管しておけば問題ないですよ。ポイントは気温と湿度の管理ですね。
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enigma6146 at 2011-10-01 21:02
nodachi_momiji さん情報ありがとうございます。
50年ぐらいたった、昔の111(だったかな茶色いもの)は大分デジタル化しましたがべたつきはなかったですね。カセットテープもDUADは、カセットハーフに付いているフエルトとの摩擦が大きくなり、燐青銅のバネをぐっと下げないとまともに再生できないものが結構ありました。
50年ぐらいたった、昔の111(だったかな茶色いもの)は大分デジタル化しましたがべたつきはなかったですね。カセットテープもDUADは、カセットハーフに付いているフエルトとの摩擦が大きくなり、燐青銅のバネをぐっと下げないとまともに再生できないものが結構ありました。