2017年 08月 24日
NEUMANN M49 ノイズとの闘い |
以前ヴァイオリンの録音で活躍したマイクロフォンNEUMANN M49、最近使おうとしたら微妙なノイズが出ている。シリカゲルの詰まったケースで保管していたけど取り出すと、このところの多湿な環境に負けるのかな。以前同じNEUMANN社のステレオマイクロフォンSM-2も梅雨時に使ってゴソゴソノイズに悩まされたことがあります。真空管式の古い機材は多湿にはよわいですね・・・なんていってる場合ではない。ここはノイズ退治だとばかりにオーバーホールをした。結果真空管のプレート~グリッド間に入っている8pFのコンデンサを交換することでノイズを抑えることができ一安心。しかし回路には100MΩや150MΩなんてほぼ絶縁材のような高抵抗が使われており、多湿な環境では厳しいものがあります。
(電源部のメンテナンス→http://enigma6146.exblog.jp/25518769/)
マイクロフォンエレメントの下に配されて真空管式アンプ・・・バラス前に写真とスケッチをした
基盤やパーツは無水アルコールでクリーニング・・・直接素手では触れないので面倒
グリッドに150MΩなので、コンデンサCの僅かなリークでも怖い
手持ちのセラミックコンデンサ24pFを3個直列にし、できるだけ絶縁を稼ぐ(黄色矢印)
カプセルを取り付けた状態
(電源部のメンテナンス→http://enigma6146.exblog.jp/25518769/)
マイクロフォンエレメントの下に配されて真空管式アンプ・・・バラス前に写真とスケッチをした
基盤やパーツは無水アルコールでクリーニング・・・直接素手では触れないので面倒
グリッドに150MΩなので、コンデンサCの僅かなリークでも怖い
手持ちのセラミックコンデンサ24pFを3個直列にし、できるだけ絶縁を稼ぐ(黄色矢印)
カプセルを取り付けた状態
by enigma6146
| 2017-08-24 23:50
| 録音・オープンリール
|
Comments(2)
こんばんは、マイクの中身を修理するって凄いですね。
スチコンは新しい物に見えましたがどうですか ?
何か、RでもCでも音が変わりそうで面白そうです。
スチコンは新しい物に見えましたがどうですか ?
何か、RでもCでも音が変わりそうで面白そうです。
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enigma6146 at 2017-08-26 08:51
ボロトレーンさん、コメントありがとうございます。
電源部はメンテナンスをしていたのですが、マイクロフォン本体は始めての経験です。微妙な不連続のノイズなので、どこかでリークしていると踏んでのオーバーホールでした。
赤いスチコンはオリジナルかどうかは判りませんが、最初から付いていました。どちらかでメンテした時のものかもです。
電源部はメンテナンスをしていたのですが、マイクロフォン本体は始めての経験です。微妙な不連続のノイズなので、どこかでリークしていると踏んでのオーバーホールでした。
赤いスチコンはオリジナルかどうかは判りませんが、最初から付いていました。どちらかでメンテした時のものかもです。